ビニール壁紙がなぜ内装仕上げ材料の中心なのですか?これで本当にいいんですか!

仕上げ中④

多くの住宅メーカーさんに「健康に良い珪藻土塗り壁材をなぜ標準仕様として採用されないのですか?」これを聞いてみました。答えの多くは「内装仕上げでクレームをもらいたくないから!」このような答えでした。

不特定多数のお客様をターゲットにされているハウスメーカーさんにとって内装の仕上げ材料はクレームの少ない材料にしたいのです。何よりもこれがハウスメーカーさんの本音なのです。

そうなんです。ビニール壁紙はまず価格が安くて、さらに仕上げが早くて、そして仕上がると見た目が実にきれいで何よりもクレームをほとんどもらうことがない材料なのです。ですから日本の住宅における内装仕上げ材料としてはなんと市場の96%を占めている素材なのです。

これって本当に長く住まわれるお客様の健康を考えているのでしょうか?いいえ全く考えていません。あくまでも作り手側の理論なのですから。

さらにビニール壁紙に含まれている可塑剤(壁紙の表面を柔らかくする原材料で、この可塑剤を入れていないビニール壁紙は一切ありません。)が空気中に出す物質が環境ホルモンの一種でしかも有害化学物質であることもほとんどの人には知られていません。

いつまでこの有害化学物質が室内の空気中に放出されるのですか?はい。ビニール壁紙が貼られている間中はずっとです。なんとビニール壁紙を張り替えてしまうと当然ですが半永久的に出てしまってるのです。

現在、国は長持ちして健康に良い住宅の建設を推奨しています。これを一般的には長期優良住宅推進活動と呼んでいます。しかし内装仕上げ材にはなんの規制もありません。だからビニール壁紙がわがもの顔をしているのです。これがはたして本当に正しいのでしょうか?

いいえ!有害な化学物質を知らないで吸い続けていて人間の健康に良いはずはありません。飲む水に関してはアルカリイオン水や最近は水素水を健康に良いからと飲む人が多くなってきています。同じように寝ていても吸っている空気環境にもっともっと着目して欲しいと私は強く思っています。

成人は一日に空気は15キロ~20キロの量を吸っています。食べ物と飲み物は両方あわせて3キロ~5キロだけの量です。つまりきれいな空気を吸うことは間違いなく健康な暮らしに必要不可欠なことなのです。

壁・天井が呼吸をしてくれて、いやな匂いを取ってくれて、さらに有害な化学物質を分解までして、最悪家が燃えた時に有害な化学物質を出さない珪藻土壁材の「ケイソウくん」を私は推奨いたします。